2020-06-04 第201回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
苫東厚真も大きいですけれども、泊はもっと大きいと。泊が動いていたら大丈夫だったんじゃないかという話がありますけれども、そうもいかないよと、泊は何かあったらすぐに逃げると思いますので。いずれにしましても、本州からの応援がたくさん得られるというのは非常に大きなことだというふうに思っております。
苫東厚真も大きいですけれども、泊はもっと大きいと。泊が動いていたら大丈夫だったんじゃないかという話がありますけれども、そうもいかないよと、泊は何かあったらすぐに逃げると思いますので。いずれにしましても、本州からの応援がたくさん得られるというのは非常に大きなことだというふうに思っております。
平成三十年の九月、北海道の胆振東部地震が苫東厚真発電所を緊急停止させたことを引き金として、北海道全域がブラックアウトする事態を引き起こしました。同年の台風二十一号は近畿地方に大規模な停電をもたらしました。さらには、令和元年の台風十五号では鉄塔が倒壊し、御案内のとおり千葉県の房総半島の方はほとんどがもう大停電に陥りまして、なかなか復旧に手間取ったわけであります。
お手元に資料も配付させていただきましたが、この北海道胆振東部地震、よく一般に当時、苫東厚真と、真ん中に、この地図上は描かせていただいていますけれども、ここでのいわゆる供給体制の一極集中がこの停電を招いたということが言われました。
また、被災した苫東厚真火力発電所については、当初の段階では、全面復旧は十一月以降と見込まれていましたけれども、北海道電力はもちろん、メーカーや協力会社の方々も含め、現場で不眠不休の復旧作業に取り組んでいただいたと聞いております。大幅に前倒しをして、十月十日までに全面復旧することができたものと認識をしております。
発生原因については、苫東厚真の火力発電所の停止というのも、その五割が行かなくなるわけですから、それも大きな要因の一つではあると思いますけれども、さらに、送電線の事故等も含めて、バックアップする、今度は水力発電が使えなくなったという事実もございます。そういった複合的な要因によって引き起こされたということで、電力広域機関の第三者委員会で検証結果が出されているところであります。
そして、北海道電力泊原子力発電所が停止を強いられていた状況下、唯一と言っても過言ではない、主力の発電所でありました苫東厚真火力発電所がまさにその震源地になり、停止をした次第でございます。 この復旧には、震源地に住んでいた、被災者でもあった北電の社員の方々が、不眠不休の復旧作業に当たりました。被災した家族を避難所に残して、現場に泊まり込む所員が多数おりました。
全道への電力供給の約半分を担っていた苫東厚真火力発電所が停止をしたことがきっかけになって、奥尻島を除く北海道の全域が停電をするブラックアウトが発生をしました。 北海道商工団体連合会が行った被害実態アンケートは、僅か一か月で千六十七人から回答が寄せられました。
昨年九月の北海道胆振東部地震では、苫東厚真石炭火力の停止に伴いブラックアウトに至りました。参考人からも、全道の電力需要の半分を担っていた比率は大き過ぎ、泊原発が稼働していれば楽だったわけではないという指摘がありました。大地震で自動停止する大規模集中電源の原発は、電力の安定供給という点で決してほかより優れているわけではありません。 第二に、発電コストに関わる点です。
また、北海道胆振東部地震は苫東厚真発電所を襲い、北海道全土がブラックアウトになりました。これらの自然災害は、日本経済を支える中小企業や小規模事業者に大きな被害を与え、早期復旧と被害の軽減が大きな課題であることが改めて明らかとなりました。 本改正案は、災害からの早期復旧の方策と、高齢化が進む事業経営者の事業継承の促進が目的であると理解します。有効性について質問を進めてまいりたいと思います。
その最終報告におきまして、苫東厚真火力発電所の停止のみでなく、三ルートにわたる送配電事故に伴う水力発電所の停止などの複合的な要因によって引き起こされており、苫東厚真発電所停止のみではブラックアウトにならなかったと評価されているところだと承知してございます。
当時の電力需要量の半分を苫東厚真石炭火力発電の三基が一手に供給をし、三基とも停止をしたことで、結果として全道停電を引き起こしました。 私はここから二つのことが言えると思います。一つは、電力の安定供給のために、大規模集中発電には課題があり、分散型への転換が必要かつ有効と言えるのではないかということです。もう一つは、原発頼みのエネルギー政策との関係です。原発は震度五程度の地震で自動停止をいたします。
○参考人(大山力君) 北海道の話でいうと、確かに非常に大きな、苫東厚真という、半分を担っていたという問題があったかと思います。それについては、やはり北海道の全需要に対する比率から考えるとちょっと大き過ぎたんじゃないかなというのは私も感じているところでございます。
今我々の専門家の検証では、三基落ちただけだったら多分ブラックアウトにはならなかったんですけれども、水力発電所とつながっている四本の送電線の系統も苫東厚真の近くを通っていて、これも止まってしまったもので、実際七基落ちたということでああいうことになりました。その後、全国に類似の箇所がないかとか全部点検をして、そこはないということは確認をされた。
この中間報告では、今回のブラックアウトに至る事象につきましては、苫東厚真火力発電所の停止に加えまして、三ルートにわたる送電線事故が発生し、これに伴いまして水力発電所が停止するなど、複合的な要因によって引き起こされたものと評価されているところでございます。
電力広域機関におきます検証委員会の中間報告におきましては、今回のブラックアウトに至る事象につきましては、苫東厚真火力発電所の停止に加えまして、三ルートにわたる送電線の事故、これに伴う水力発電所の停止などの複合的な要因によって引き起こされたものと評価されているところでございます。
また、苫東厚真発電所の復旧につきましても、被災地での関心が高い中、北海道電力はその時々に把握している情報をもとに見通しを示し、これを受け取って政府としても積極的な情報発信を行ってきたものであり、特段間違いや問題があったとは考えてございません。
苫東厚真火力発電所の設備利用率は、二〇一〇年の六四%から一三年に八五%まで増加をしています。地震発生直前、北海道電力管内では、その約半分の電力をフル稼働に近い苫東厚真に頼っていました。 経産省は、東京電力福島第一原発の事故を受けて、大規模電源の集中リスクの対応策ということで、再生可能エネルギーの活用も含めた分散型エネルギーの活用を拡大させることが重要だというふうに述べていました。
努力してきたと繰り返しいろいろな機会に経産省は言うんですが、苫東厚真火力発電所への一極集中によってブラックアウトに陥った、明らかじゃないかと思うんですが、大臣、いかがですか。
○世耕国務大臣 苫東厚真だけではなかったんですね、これは、専門家による検証を行ったところ、水力発電につながる系統四つも、四つの送電線が機能を停止したことがあのブラックアウトにつながった、これが最終的な検証の結果であります。
○笠井委員 大臣、冒頭に苫東厚真だけではなかったというふうに言われたんですが、苫東厚真への一極集中をしていたことが大きな要因となったことは間違いないと思うんです、いろいろ言われたけれども。で、泊原発再稼働のための安全対策費に既に二千億円超を投じるなど、泊原発に予算と人員を割いてきたのが北海道電力であります。 道民に二度の電気料金の値上げを強いた上に、ブラックアウトという重大事態をもたらした。
それを受けて、その後、十時過ぎに、北海道電力から経産省に対して、苫東厚真発電所の復旧には少なくとも一週間以上掛かる見通しと報告がありました。それを受けて、私は、十一時五十八分からの会見で、そのとおり、北海道電力から上がってきた報告のとおり、苫東厚真発電所の復旧には少なくとも一週間以上掛かる見通しだということを申し上げました。
○徳永エリ君 北海道の電力需要量の半分を苫東厚真火力発電所の三基、総出力百六十五万キロワットが一手に供給をしていたということで、一極集中に批判が集まりました。 また、北海道は再生エネルギーの宝庫であります。
電力料金引下げのために発電効率を上げ、その結果、苫東厚真発電所に一極集中してきたことが今回のブラックアウトにつながったわけですが、北海道初となる五十七万キロワット増設する工事が来年三月完成予定であり、あっ、失礼しました、五十七万キロワットのLNG発電所、これが来年二月石狩に、北本連系線という北海道と本州をつなぐ送電線、これを三十万キロ増設しますが、この工事も来年三月完成予定であります。
苫東厚真火力発電所に電力の大半を依存していたこの状況から現在改善が図られているのか、また、現在の電力需給のバランス、冬場においての電力の見通し、今後の安定供給と再発防止をどのように改善を図って国民生活を守るのか、お伺いをいたします。
その上で、苫東厚真の火力発電所の一号機が九月十九日に復旧をして以降は、電力の需給は安定をしております。さらに、二号機、四号機と復旧をしておりますので更に安定をしておりまして、現時点では、無理のない範囲で節電をしていただければ十分大丈夫という状況になっています。
今回、北海道では、道内需要の約半分を苫東厚真発電所が担う一極集中の電力システムでした。二〇一二年には、九州電力でもブラックアウト寸前の事態に陥りました。他の地域でも起こり得ます。 日本の電力供給体制を大規模設備に一極集中するのではなく、再生可能エネルギーをも含む発電装備を分散する電力の地産地消化を進めるべきです。総理、いかがですか。
地震発生時、電力需要量の半分を苫東厚真石炭火力発電所の三基が一手に供給していました。その三基が停止し、電力の半分を失ったことが全道停電の決定的な要因となりました。 総理、電力の安定供給のためには、大規模集中発電から分散型への転換が必要、これが北海道大停電が示した重大な教訓だと考えますが、いかがですか。 この分散型の電力供給の対極にあるのが原発です。
責任じゃないというのは、新産業都市、三全総、四全総とか、あっちで勝手にやったので、経産省は手を染めていないと言いわけするかもしれませんけれども、苫東、むつ小川原が代表ですけれども、ミニ苫東、むつ小川原がそこらじゅうにあるんです。いっぱいあるので、一つエピソードを御紹介いたしたいと思います。 私は、今は、全国各地へ行きますけれども、同僚議員の応援ばかりに行っております。
いずれにいたしましても、本検討会議での検討を踏まえ、提案内容を具体化した後、関係機関へ提案、要望していく予定と聞いており、引き続き、北海道開発局も参加し、関係機関と協力しながら必要な検討を進めていくとともに、実験場の苫小牧東部地域への誘致に当たっては、北海道局といたしましても、株式会社苫東、北海道庁、日本政策投資銀行、苫小牧市が参画する苫東推進担当者会議などを活用し、具体的な提案を踏まえながら、関係機関